浜田市では少子化の影響により各地で学校統廃合が進んでいます。本年度は佐野小学校、後野小学校、(旧浜田市)、井野小学校、室谷分校(旧三隅町)、そして木田小学校(旧旭町)の5校が、その長く輝かしい歴史に幕を降ろします。

時代の趨勢といえばそれまででしょうが、なんとも寂しいものです。特にその学校の卒業生、関係者の方々の気持ちを考えると複雑です。
ただ問題はその跡地利用があげられます。いかに地元住民の「想い」が生かされるかにかかっています。廃校イコール地域の低迷という構図だけは避けなくてはなりません。コミニュティの拠点としてどう活用できるのか知恵の見せ所じゃないでしょうか?
さて3月17日、浜田市立木田小学校が139年という長い歴史にピリオドをうつべく閉校記念式典と「ありがとう木田小学校 ラストコンサート」が開催されました。その歴史は明治7年11月1日に木田村大字無僧堂に木田小学校が新築開校したことに始まります。その後県議会議員、佐々田氏の校舎寄付等の多大な尽力のもと、明治31年には生徒数60名となり多くの人材を輩出したところです。またその校舎は東京のある教育雑誌に「木田小学校は我が国小学校中の国宝的存在」と評価され現在でもその存在意義は極めて大きいものがあります。
当日は閉校記念式典の後、全校児童合唱団のラストコンサートが開催され、全国的にも高い評価をえている全校生徒8名が奏でる素晴らしい合唱に感動しました。また交流のある兵庫県稲美少年少女合唱団も駆けつけ、これまた素晴らしい合唱のコラボを聴かせていただきました。今後新たな学校へ通う木田小学校の生徒の皆さん、木田小魂を忘れずに羽ばたいて下さい。応援しています。ちなみに私は以前、約20年間木田小学校の学校薬剤師を務めていた経験があります。そうした意味でも今回の閉校式典は感無量でした。