豪雪の不安が消えかかった1月28日、朝5時30分に浜田を出発し一路熊本城をめざし車を走らせました。午前11時には熊本場城内に到着。実はこれは熊本城の観光に行ったわけではありません。私が所属する石見神楽長澤社中では先人の努力でオリジナル神楽演目「加藤清正虎退治」を創作、以降大事に舞い続けてきました。この創作神楽は通常の創作神楽と異なり、地元にある日蓮宗のお寺より当時の長澤社中に依頼がありできたものです。なぜお寺からそのような依頼がくるのか?それは、加藤清正公は熱心な日蓮宗の信者であり、日蓮宗のお寺では神様としてお祀りしてあるようです。そのような背景の中、清正公を称えるために新しい神楽が生まれました。
今回は是非熊本城の中で奉納することができないか、関係者の方々と協議するために熊本城入りをしました。とにかく素晴らしいお城の一言です。スケールも城の荘厳さも相当なものです。関係者から詳しく案内していただき、充実した時間を過ごさせていただきました。本当にお世話になりました。ちなみに宿泊すればよかったですが、とんぼ返りで夜中には浜田市に到着。熊本城での石見神楽奉納が叶えば最高です。