9月17日は敬老の日ですが、これは昭和22年、兵庫県多可群野間谷村の提唱した「としよりの日」が原点です。「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう」という趣旨のもと農閑期に当たり気候のよい9月15日をとしよりの日として定め敬老会を開催したそうです。それが全国に広がり昭和39年に「としよりの日」から「老人の日」へ変更。翌年国民の祝日として「敬老の日」として制定されたようです。ちなみに世界の中で「敬老の日」があるのは日本のみだそうです。

しかしながら全国的に高齢化の速度は進むばかり。どの自治体も高齢者対策には真剣に取り組んでいますが、独居老人問題、老々介護、限界集落問題等課題は増えるばかりです。しかしながら高齢化は誰も通る道。視点を変えて高齢者に活躍いただける「まちづくり」を進めることで新たな道が開けると思います。浜田市も高い高齢化率を長寿のまちと位置付けて、高齢者の安全安心の確保といきがいづくりが実践できる町として取組を進めたいと思います。
頑張れ高齢者!何歳になっても「夢」は持ち続けて下さい。