1月26日浜田ニューキャッスルホテルにおいて、上記の祝賀会が観光協会や「浜田市石見神楽連絡協議会」等が中心となり盛大に開催されました。私も長澤神楽社中の一員としてお祝いに駆けつけました。

この賞は多年にわたり地域伝統芸能の活用を通じ、観光又は地域の商工業の振興に顕著な貢献をしたと認められる個人又は団体を表彰することにより、国民の地域伝統芸能の活用に対する認識を高めるとともに、個性豊かな地域社会の実現に寄与することを目的として(財)地域伝統芸能活用センターが平成5年に創設したものです。植田倫吉さんは、祖父菊一氏が発明した蛇胴の政策を受け継いでいる三代目で、50年以上専門に従事されてきました。
私達神楽関係者がお世話になっていることは当然のことながら、その仕事は多方面から大きな評価を得ています。石見神楽の発展は衣装、神楽面の進化もさることながら、代表演目である大蛇の蛇胴制作技術が大きく影響しています。まさに豪華絢爛で軽快な石見神楽を支える大切な仕事です。これからも植田倫吉さんには石見の魂でもある、石見神楽の振興のためにも健康で末永く素晴らしい蛇胴の制作に頑張っていただきたいと願うばかりです。本当に受賞おめでとうございます。