8月2日~3日大阪市「大阪YMCA国際文化センター」で第5回地方議会議員研修会が開催され、浜田市議会からは7名の議員が精力的に参加し見識を高めてきました。

テーマは「住民が住み続けられるまちづくりを考える」と題し、初日は岡田知弘京都大学大学院教授が「TPPの地域経済への影響と地域再生・地域づくり」を、中超武義こうち省エネ住宅推進協議会会長が「自然エネルギーによるまちづくり~四万十川流域におけるまちづくりの挑戦」について講演がありました。
特にTPPに関する講演ではTPPがもたらす日本経済やその他多くの業界に与える影響について分かりやすく話をされ大変勉強になりました。

2日目は、3講義あるうち講義B「社会資本の老朽化の危機にどう対処するか」を選択。
講師は高木直良・NPO法人建設政策研究所研究員。
内容は全国自治体が抱える上下水道管、橋梁、道路、学校、公共施設等多くの社会資本の老朽化をどうするかという大きな課題。特に橋梁の老朽化による事故は大きな問題で、その対処に関わる財源と専門職が不足している現状を講師が指摘。また「壊れたら直せばよい」からこまめな予防・保全で長持ちさせる長寿命化を目指す「アセットマネジメント」の考え方をしっかりと学びました。今後の市政運営にしっかりと役立てていきたいと思います。