2月11日建国記念日に浜田地区防衛協会青年部の総会を開催いたしました。本来であるなら昨年12月には既に開催しておかなければならない総会を諸事情により延期したことを関係者の皆様にはお詫び申し上げます。

日本を取り巻く外交、国防問題は日に日に緊張を高めています。既に発表されている英国際戦略研究所(IISS)のミリタリーバランス2014では、東南アジアの国防費がこの3年で11.6%増加したと伝えています。その背景は日中関係の緊迫にあるのではと指摘されているところです。たしかに、中国との尖閣諸島付近の領海侵犯を等の事象により緊迫が高まり、韓国とは「竹島問題」、日本海と東海(トンヘ)の両名併記問題等で溝は深まっています。
そのような状況の中、国は自衛隊法の改正、集団的自衛権の解釈をめぐりさらに議論が白熱することは必至。しかしこれらは国民的議論として真剣に話し合う必要性があります。国防は国が行う最重点施策の一つです。文部科学省も「領土問題」に関して教科書記述をきちんと行うことを指示しています。次代の子供に正しい歴史認識と日本人である誇りを自覚してもらう教育はとても大切な事だと考えます。
当日は市長代理を始め、青年部顧問である岡本昭二県議会議員、原田義則浜田市議会議長、防衛協会親会の岡田久樹会長、そして岩谷百合雄商工会議所会頭にもご臨席賜り感謝申し上げます。議案はすべて満場一致承認され、今後も親会をサポートし、地域の住民に対しての国防意識の高揚と自衛隊への直接・間接支援を行うことで活動方針も確認いたしました。