11月4日三隅町岡見に位置する三隅港付近を会場に「島根県総合防災訓練」が多くの関係者を一堂に集め開催されました。今回は昨年の3.11東日本大震災の教訓をしっかりと防災に反映させるという目的で開催。島根県・浜田市・警察・消防署・消防団はもちろんのこと付近の岡見小学校の子ども達や浜田市議会、NTT情報通信や中国電力、建設業界等多くの立場から防災訓練に臨んでいました。(写真はバケツリレー訓練です。)

溝口県知事の挨拶とともに訓練開始。子供たちの避難訓練や消火のためのバケツリレー、消防団による消火活動、防災ヘリによる海上での救援活動等メニューは多彩でより防災意識の啓発には効果的であったと感じています。(ちなみに炊き出しのカレーは中々のものでした。ごちそう様。)
やはり防災の基本は意識を持って平素より非常時対応を想定した訓練を行うことと痛感しました。ただ、これらの訓練が非常時にどの程度発揮できるのかは疑問の残る所です。でも精力的に取り組んだものとそうでないものの差は歴然と思います。私たちも日頃からの準備を怠らないようにし、大切な生命・身体・財産の保護に向けて個人でできることは精一杯やっていきましょう。

訓練会場

災害で活躍するバルーンシェルター

防災ヘリの会場救助