3月20日島根県立大学コンベンションホールで、映画「さくら」上映会を開催しました。
浜田の文化資本、自然資本を前面に押し出したドキュメンタリーフィクション映画「さくら」が制作されたのは2007年のこと。その映画のクライマックスは今はその妖艶な美しさを見ることのできない海老谷桜の下で繰り広げられる荘厳にして躍動感あふれる神楽で完結します。その後5年の年月を経てDVDを発売することができました。

今年は古事記編纂1300年の節目の年。神々の国しまね関連の事業の一環として島根県の協力を得て、石見の魂である「石見神楽」をふんだんにちりばめた映画「さくら」を大スクリーンで再び上映することとしました。当日は予想に反して100名を超える来場者を迎えることができました。長沢神楽社中の大蛇や山崎都世子監督の舞台挨拶が花を添えてくれ、映画上映も無事終わりほっとしているところです。来場していただいた皆様本当にありがとうございました。心から感謝すると共に、映画「さくら」が永遠に語られることを祈ります。