2022年元旦

皆様におかれましては、穏やかに令和4年の新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

昨年は皆様にお世話になり感謝申し上げます。さて昨年も新型コロナの感染者は増減を繰り返し国内外の社会に大きな影響を与えました。

浜田市も新型コロナウイルス感染防止対策に全力を尽くすと共に、大きく落ち込んだ地元経済の回復施策を検討しなくてはなりません。同時にリモート勤務やテイクアウトビジネス等新しい働き方も進め「withコロナ時代」という新しい時代のステージに備えなくてはなりません。

昨年は真鍋淑郎氏のノーベル賞受賞、大谷翔平選手のア・リーグMVP受賞等喜ばしい出来事もありましたが、なんといっても東京オリンピック・パラリンピックの開催は一大イベントでした。その中で三浦龍司選手の3000m障害にて日本人初の入賞は浜田市の誇りですね。

一方全国的にワクチン接種も進み、そろそろコロナ禍の終焉が近いかとも期待されましたが、オミクロン株の爆発的蔓延が昨年末より不安の影を落としています。3回目のワクチン接種がこの危機を救うのか、なんとも言えませんが、いよいよ国産ワクチンの開発に拍車もかかり安心の生活を手にする日が待ち遠しいですね。併せて医療関係者等による献身的な努力には心から敬意を表したいと思います。

さて10月には市議会議員選挙があり、7期目の仕事をさせていただけることになりました。議会での立場は議長時代の経験を活かし、新議長を支える副議長に就任して引き続き議会と市民の距離を近づける努力して参ります。今回多くの新人議員が誕生しましたが、より市民目線で活動していただくことを切に願います。そのための模範となるべき行動も私達キャリア議員に求められていると痛感しています。特に私が議長時代に取り組んだ「市民1日議会」をさらに発展させ、より多くの市民が議会に関心を持ち、まちづくりに係っていただければ幸いです。

現在浜田市には多くの課題が横たわっています。
人口減少、少子高齢化はもちろんのこと、開業医の減少による地域医療の低迷、認知症患者の増加、学力低下の懸念、JR君市踏切移転問題、弥栄ふるさと体験村運営問題等課題山積!これらに市民目線で取り組みます。

皆様にとってコロナが収束し、安心の生活が送れる素晴らしい1年でありますようご祈念いたします。

浜田市議会 副議長 川神 裕司